母と暮らせば

ここ数年ずっと困っていた「お風呂」問題。高齢者はお風呂に入るのを嫌がるというのは、自分の母を目の当たりにして初めて知ったことの１つ。「1人の時にお風呂に入るのが怖い」「億劫だ」などの理由をつけ、1日おき、2日おき、気づけば1ヶ月も入らずにいたことも。お風呂に入ることを嫌がるので水を使わない

昨日の母の救急車騒動から一夜、いつも通り朝食をとる母。足の痛みは残っているようだが、打撲ということなのである程度は仕方ないだろう。私が仕事に行くときはいつも玄関まで送ってくれて、握手してから出かけるのが日課なのだが、この時は匍匐前進で部屋の入り口で力尽きていた。足が痛いらしい。昨日の場所と

家に帰ったら母が「今日大変なことがあったの」と深刻な声をあげた。ドラマのヒロインのようにこのセリフを言うのでさぞ深刻な話しかと思うが、この言葉は母がよく使う言葉だ。しかも聞いても大体が勘違い、見当違い、妄想の類なので、本当に「大変なこと」はほとんどと言っていいほど聞いたことがない。

香害にやられている。介護臭を消臭しようと、いろんな洗剤や消臭剤のTRY & Errorを繰り返している。ネットで検索し、普段づかいのお店でも気軽に買えるものをコスパも考えながら試している。基本はドラックストアにあるようなもので「業務用」みたいなものでなく、買いやすいもので適

臭い。いくら大好きな母でも、自分のおむつを変えてくれたことを想像して優しい気持ちになっても、臭いものは臭い。尿臭。それは介護をするうえで、必ず乗り越える必要があるもの。要介護１の段階で、今の私が一番しんどいもの、それが「尿」問題。紙パンツをしていようがなんだろうが、漏れると

「要介護1」を認定されたので、次のステップはデイサービスの利用。と、思っていたら、まだまだ先は長かった。デイサービスに通所するには、介護支援事業者さんを通す必要があり、まずは事業所を決めるところから始める必要がある。区の事業所一覧にはたくさんの事業所がずらりと並ぶけれど、初めてのことなので

2023年末からはじめた断捨離。合わせて少しずつやっている自炊。コンビニ食が口に合わなくなってきたこともあり、仕事の日はなるべくお弁当を持って行くようになった。なるべくちゃんと続くようにとにかく簡素な「映えない弁当」だけど、当たり前に「口に合う」これ、とっても大事。魚が好きな私は鮭

昨年末に認知症ではないけれどビタミンB12の数値が異常に低いです、B12は認知機能に影響が出ることがあります、と言われた母の検診結果。その日から、大好きな菓子パンを極力控えてもらい、食事もビタミンB12を意識して作ってきた。母も私も少しの意識改革ができてきたこの頃。最近少し元気が出てきて幻

今日は母の認知症の検査結果。最近特に物忘れがひどく、幻想や妄想も多いことから、何かしらの診断が出る覚悟を持って検査の結果を聞きに行く。予約時間。診療室に入ると先生が言った。「検査の結果は異常なしです」「え・・・？」思ってもいなかった結果に、少しびっくりして時