【母と暮らせば】デイサービスまでの道のり

「要介護1」を認定されたので、次のステップはデイサービスの利用。と、思っていたら、まだまだ先は長かった。

デイサービスに通所するには、介護支援事業者さんを通す必要があり、まずは事業所を決めるところから始める必要がある。区の事業所一覧にはたくさんの事業所がずらりと並ぶけれど、初めてのことなので、何が違うのか、どこがいいのか全くわからず。迷いに迷って、包括センターへ電話。

包括センタースタッフからは「家から近いところがいいですよ、スタッフが多い所の方が何かあった時に連絡が取れやすいです。サービスは基本的にはどこも同じですが、土日休日のところもあるので、ご都合に合わせて検討してみてください」とのこと。

相談した内容に沿ったところを3-4個ご紹介いただき、最終的に精査して大手が経営している介護支援事業所に決めた。大手にした理由はデータに基づくマニュアルや、情報に応じたアップデートがありそうな「気がしたから」。小さくて良いところはたくさんあると思うけれど、何せ情報がないから、こういうところで選ぶしかない。

心が決まったら介護事業所に連絡、要望を伝えて面談の日程を決める。家に人が入ることに抵抗がある母のために女性のスタッフをお願いする。危機管理能力が高いのは良いけど、男性への警戒心がすごい。

面談の日は本人の要望と様子の確認があり、双方合意で介護事業所との契約。たくさんの契約書に署名、押印、署名、押印。印鑑文化ってまだ健在なんだな、と、こんな時に思う。

契約書を無事終えたら、次はどの施設でサービスを受けるか相談。初めてのことなので、まずは週2日、各3時間の半日で開始することにした。半日の短期サービスをしている事業所を探し、そこからさまざまな要件に照らし合わせ、3つまで絞って後日見学することにした。

見学の日。この日の仕事はノマドワークで対応。朝から母と2人で候補事業所をまわる。ケアマネさんの同行はなく、約束した時間にそれぞれ施設のスタッフさんが家まで迎えにきた。

どこも同じかと思ったらどこも違くてそれぞれ特徴があった。設備が整っているところ、アットホームなところ、お風呂が入れるところ、など事業所の工夫と努力が垣間見れた。ポジティブポイントとネガティブポイントを頭の中にいれて見学は終了。

帰宅後、お茶を飲みながら母にどこがよかったか聞いてみる。どこでもよさそうで、どこも行きたくなさそうな、煮え切らない感じ。ここで時間を置いたらどんどんやる気が無くなっちゃう。

色々相談して、家から一番近い大手フランチャイズの施設に決定した。設備が綺麗、近い、大手マニュアル、などポジティブポイントは色々あるけれど、最終的には「スタッフが若くて元気が良い」というのが一番の決め手になった。

これは見学したときの肌感だったんだけれど、若いスタッフが多いところは利用者さんもみんな元気だった。スタッフと軽口を叩き合ったり、ハッパをかけられて頑張っている人たちが多かったように思う。スタッフさんはとっても忙しいし肉体的にもハードな仕事だと思うけれど、若くて体力もあるだろうから元気がよく、真正面から向き合ってくれている気がした。熟練のスタッフさんが多いところは「上手くいなす」技を持っていて、それはとても大事なことなんだけれど、母はまだ「介護1」。向き合って、元気をもらって自分も元気になろうと思うことが大事なような気がした。母は単純に若くて爽やかなスタッフが気に入ったんだろうけどw。

施設が決まったら介護支援事業所に連絡。そこからデイサービスに連絡して、今度は介護計画をたてるための面談日程を決める。

介護計画日程を決めるため、介護支援事業所スタッフ、デイサービススタッフが自宅にやってきた。平日の日中のため、今日はノマドワーク。定時仕事の人は本当に大変だろうな。。。

3者で介護計画。元々週2半日の予定を伝えていたので、軽く説明を受けて開始の日程を決めたらあとはひたすら契約書に署名、押印、署名、押印。。。。またか。。

ともあれ、11月からはじめた「目指せデイサービス通所」はやっとここから。2月から週二回のデイサービス通い、開始です。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

人気の記事

  1. 登録されている記事はございません。
2024年2月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
26272829  
TOP