【母と暮らせば】大学病院 検査その③ 認知異常なしもビタミンB12欠乏症?

今日は母の認知症の検査結果。

最近特に物忘れがひどく、幻想や妄想も多いことから、何かしらの診断が出る覚悟を持って検査の結果を聞きに行く。

予約時間。診療室に入ると先生が言った。

「検査の結果は異常なしです」

「え・・・?」

思ってもいなかった結果に、少しびっくりして時が止まったけれど、、「やったー!!」「よかったー!」と母と喜ぶ。そして冷静になり、先生にお話しを伺う。

「脳の縮少は特になく綺麗、歳相応でダット検査の結果も異常を認めません。ついでに血管も元気、75歳の平均のちょうど真ん中あたりの数値です。問題ありませんね。」

すると母が「先生、76歳です」と一言。検査から結果の間に1つ歳を重ねたため先生は75歳の検査時の資料を見て話しているのに、異常なしと言われたからか、俄然元気にはつらつと答えている。先生苦笑い。

脳に異常がなかったことは単純に嬉しい。しかしこうなると「妄想」「幻想」「幻聴」に疑問が残る。とはいえ、嬉しいから、とりあえず、まぁいっか。続きを聞く。

「定期検診の結果を見ても、細かい検査の内容も特に異常はありません。強いて気になるところをあげるならビタミンB12が足りていないようです。ビタミン B 12 欠乏症では記憶障害や精神症状をきたし,認知機能障害を来す可能性があると言われています。」

え、、ビタミン不足??ワタシの作る食事は比較的バランス食だと思っているのに。。

「菓子パンなどは特に良くないと思います」

それかーーーーーーーーー!母はとにかくパンが好き。昔から食事をした後にデザートのように菓子パンを食べていたが、父が亡くなってからは食事代わりに菓子パンを1日に何個も食べていて、「菓子パン買ってきて」が口癖になっていた。父が亡くなってからあからさまに気落ちをし、食欲が減退する母に「菓子パンでも食べてくれるなら」と甘やかしつづけた結果、ワタシがいないときは菓子パン、揚げ物など、自分の好きなものばかりを選りすぐって食べていたのだ。ワタシは副菜好きなので、たくさん作り置きもしておくけれど、一緒に食事をする時以外は減っていることはほぼなかった。

これは、、半分ワタシの責任なのかもしれない。。。そして異常なしの結果が出たということは薬もなし。今後は1年に一度くらい定期的に健診すると良いですね、外出も良いと思いますよ、とのありがたいお言葉をいただき診察終了。

薬を飲みたがらない母に気持ちよくビタミンB12を取ってもらうための方法を考えねば。とりあえず母の食事を見直すことを心に決めて病院を後にする。介護認定、どうなるんだろ。

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