モノが多い。
母は昔の人らしく、モノを捨てるのが嫌い。ワタシは余分なモノに囲まれているのが嫌い。
母は言う。「あなたはなんでもかんでも捨てちゃう」「頑張って働いて買ったの。簡単に捨てるって言わないで」
ワタシは言う。「東京で一番高いのは土地なの。不要なものがある土地は月にいくら家賃を支払っている換算になると思う?使わないモノのために今生活している人が不便な思いをするのは違うと思う」
どちらの言い分ももっともだと思う。でもワタシは知っている。その人が死んだら大抵のモノに価値はなくなること。処分するには後に残された人だということ。
とはいえワタシも鬼ではない(多分)。母のモノを勝手に捨てて後世までネチネチ言われたくもない。一度でも捨てると「勝手に捨てる人」のレッテルが貼られるのでそこは慎重に。母も断捨離したことで快適になればご機嫌になるだろう。
元々は4人家族。姉が嫁いだ時、父が亡くなった時、比較的大きな断捨離をしたが、今回は「高齢者が住みやすい家」を目指そうと思う。母もワタシも歳をとっていく。行動力も体力もまだあるうちに、やるしかない。
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